タイルの屋外施工について
タイルの屋外施工については以下の施工手順をご確認のうえ行ってください。ご不明な点は施工業者の方等にご相談することをお勧めします。
※「表札・看板」については当工房にて撥水加工済みですが木製フレームに加工したものは、木が湿気を吸い腐食するため外部に置くことはお勧めしません。
[施工手順]
1.施工面の清掃と乾燥状態の確認
接着をよくするためあらかじめ設置面の汚れやほこりを落とし、よく乾燥させておきます。
■下地についたホコリや湿気等は剥離の原因となります。コンクリートやブロックについているセメント成分から出る白い粉は、水でしっかりと洗い流してください。施工は下地が乾燥してから行ってください。
■雨天の日や雨天の翌日、雨が降りそうな日は施工を避けて下さい。
■下地の表面にペンキや吹き付けが施工してある上に貼ると、ペンキや吹き付けが剥がれると同時にタイルが落下する可能性がありますので避けてください。
2.接着剤で貼り付ける場合
壁面の素材を確認して、タイル(陶磁器)と接着できる強力接着剤を使用してください。
接着剤は表札の枠の2cmほど内側に厚く塗っていきます。接着したら上からダンボールやガムテープなどを使ってしっかりと固定し養生します。水平にも注意しましょう。接着剤が完全に乾燥したら養生をはずします。
2.両面テープで貼り付ける場合
壁面の素材を確認して、屋外用の強力両面テープ使用してください。
タイルの大きさやタイルを貼付ける壁面の素材によっては、屋外用の強力両面テープでも十分貼付けられる場合があります。主にマンションの表札等、雨風がかからない場所に貼付ける場合に可能です。
凍害について
寒冷地での外部施工に関しては施工業者にご相談下さい。撥水加工したタイルでも凍害によってタイルに亀裂が入ることがあります。尚、鉄フレームに接着したタイルを吊り下げる場合は問題ありません。